看護師コーチングって何?

“コーチング”と聞くと、スポーツなどのコーチや監督を思い浮かべる人が多いと思います。
しかしここでいうコーチングは、それとは違います。
「コーチ(Coach)」という言葉が最初に登場したのは、1500年代で、もともと「馬車」のことを指し、「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」という意味で使われてきました。
そこから「人の目標達成を支援する」という意味で使われるようになりました。
1950年代に入ってから、アメリカではコーチングという言葉がビジネスの分野でも取り入れられるようになり、日本においても2000年に入ったころから注目を浴び始め、「部下の育成」「目標達成の育成」などに活用されてきました。
コーチングとは、相手の能力や可能性を最大限に引き出し、一人では思い描けないようなことを、対話により気付き、行動を促進する協働的な関わりのことを言います。
なりたい自分になるために内側にある答えを導き出し、それらを共有しながら伴走することで、自分では信じられないような未来に行くための、コミュニケーションスキルです。
「すべての答えは、クライアントの中にある」
という考えのもと、目標設定も達成もクライアント自身が行い、それを応援したり、軌道修正を促したりする役割があります。
そのため、コーチングでは、基本的にアドバイスや教えることはしません。クライアントの中にあるものを引き出し、クライアント自身が考え、行動するのです。
コーチングをおすすめしたいのは、
「なぜ看護師になったのか分からない」
「看護観が描けない」
「仕事にやりがいを感じない」
「周りと比べて自分は全然ダメだと思ってしまう」
と思っているけど、
「このまま看護師人生終わらせたくない!」
「変わりたい!!」
という少しでも前向きな気持ちがある人です。
誰かにアドバイスがもらいたい、誰かに何とかしてもらいたい、という人は残念ながらお役に立つことはできません。
行動するのはあなた自身です。一歩踏み出す勇気を与え、そっと背中を押すことがコーチの役目。
コーチングがどんなものか分からないという方は、是非お気軽に体験セッションを受けてみてください(^^)
看護師専門コーチである理由。
私がコーチング業を看護師専門で立ち上げたのには理由があります。
それは、私自身が看護師であり、看護師として働いてきた経験を活かしたいというのも理由の一つですが、病院勤務をする中でもっと多くの看護師の役に立ちたいと思ったからです。
一つの病院の中で、コーチングを活用するには限界があります。
看護学生や新人看護師には目標や仕事の楽しさを知ってほしい。
中堅からベテランの方には、看護観や夢を思い出してほしい。
役職者、責任者の方には、コーチングスキルを学んだり、学ぶ場を作ることをしてほしい。
病院やクリニック、官公庁等、看護師の職場は多岐に渡り必要なスキルも違います。
しかしどんな環境でもコーチングを体験した方、コーチングを学んだ方はイキイキと働けるようになると信じています。
私は、看護師であることを誇りに思い、それを一人でも多くの看護師に伝えていく決意をしました。
まだまだ、力不足ではありますが看護師コーチングBEAUTIFULDREAMERを宜しくお願い致しますm(__)m